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初品や不具合品などの検査・解析を通して、商品の傾向や不具合の要因を検討し、
スムーズな営業活動をサポートする。
芦塚大和ASHIZUKA YAMATO
学生時代はラグビーに熱中し、社会人になってゴルフを始めた。趣味は野球観戦で阪神ファン。現在、Aクラス入りを目指して全力応援中。
大川内厳徳OKAWACHI YOSHINORI
オフの日はロードバイクでツーリングすることが楽しみ。営業時代は毎月約1000kmを走破し、鈴鹿などでの自転車レースにも出場していた。
芦 塚 :
何か新しい製品を作ってお客様に納入するとき、すでに取引のある製品に何らかの不具合が発生したときなどには、その製品が正しい寸法であるかを測定し、評価しなければなりません。その測定・評価の依頼先が、大川内さんのいらっしゃる試験・解析グループです。
大川内 :
わかりやすい例で言うと、ねじの寸法が少しでも違えば、部品は組み立てられませんよね。そうした状況になってしまったとき、その寸法がどう違うのか、どこに原因があるのか、私たちが検査データをもとに考えられる要因を検討するんです。仕入先によっては測定器をお持ちでないところもありますし、測定器をお持ちであっても、私たちテクノアソシエが第三者的に測定・評価することで、製品の信頼性は上がりますからね。
芦 塚 :
社内にそうした部署があれば、外部の機関に測定を依頼する必要もありませんから、普段からスピーディな対応を心がけている私たちにとっては本当に有り難く、頼りになる存在です
大川内 :
測定を続けていると、寸法の傾向がわかってきて問題のある箇所の見当がつくようになるんですよ。たとえば、公差の数値が大きめだったら金属の刃がすり減っているのかも?とか、外径寸法が大きくなっていたら金型が摩耗しているのでは?とかね。
芦 塚 :
そうした気づきが製品の不具合を減らし、結果、お客様からの信頼につながるんです。品質・環境管理部の中には品質保証チームもあって、そちらのメンバーには仕入先との交渉に同行してもらったり、時には仕入先への助言や技術指導をお願いすることもあります。商社という立場でそこまでできる会社はほとんどありませんから、営業する上でも大きな強みになっています。
大川内 :
新しい製品を立ち上げるときなんかは、仕入先と話を進めるだけでなく、もっと私たちに相談してくれていいんですよ。同じ社内の者同士、気兼ねなく助け合えることが当社の魅力ですし、そうした需要が新しい測定機器を導入するきっかけにもなりますから。
芦 塚 :
そう言っていただけると心強いです。これからはもっと周囲の人を巻き込んで、たくさんの力を借りて、よりよい仕事をめざしていきます。他に何か大川内さんから営業サイドへの要望はありますか?
大川内 :
私も長く営業をしていたから営業の事情や気持ちは理解しているつもりだけど……強いて言うなら、もう少し測定の時間がもらえると助かるかな(笑)
芦 塚 :
ですよね……承知しました。
大川内 :
もちろん、こちらも展示会などに足を運んで最新の情報を取り入れて、測定技術の向上に努めていきますね。