テクノアソシエは2021年で創立75年となります。私たちは、事業精神「心と心の絆」を基本に、永年にわたりお客様のニーズに応え、鋲螺類をはじめ産業を支える様々な部品・パーツ、技術・ソリューションを提供してまいりました。

当社グループはこれからも、これまで積上げてきた要素技術・市場ニーズに対する知見、サプライヤーネットワーク、国内外の事業拠点・グループ企業などの事業基盤・経営資源を活かし、需要構造の変化とますます多様化するニーズに対応し、安心と満足を提供し、お客様から信頼されるパートナーとして事業の成長発展を目指してまいります。

今般、これまでの中長期経営ビジョン「Vision2020」について、中長期の事業運営指針についての位置付けの見直しと併せ、社会の持続的な成長のための取り組みや様々な事業リスクなど、昨今の事業環境や市場構造の変化と市場ニーズの多様化を踏まえて、新たに「中期経営ビジョン(Vision2025)」を策定いたしました。

私たちはこれからも社会課題とお客様のニーズにきめ細やかに対応する「価値(Value)創造企業」として企業価値の拡大に努めてまいります。

中期経営ビジョン「Vision2025」

数値目標

2025年度

連結売上
1,000億円
営業利益
55億円
2025年度の到達水準として、連結売上高1,000億円、営業利益55億円を目標に掲げ、市場環境と需要動向の変化に対応し、既存事業の拡大と新規事業の創出、需要伸長分野への取り組みの拡充を図り、国内外の各主要市場領域でバランスの取れた成長を目指します。これらを着実に遂行し、株主還元を向上させる事業運営を進めます。

グラフ:連結売上高

中期経営ビジョン「Vision2025」

中期経営ビジョンにおける成長分野への取り組み

国際的な潮流として、脱炭素化を契機とする再生可能エネルギー関連領域、自動車産業におけるCASE領域、これらの生産を支える生産現場におけるAIを活用した高度な産業用ロボットを含むFA領域は、中期的に持続的な成長が期待できる分野として捉えており、これまでに培った知見とナレッジを活かし、「二次電池燃料電池」「電動化」「予防安全自動運転」「ロボット」関連製品を中核的な伸長領域と位置付け、国内外グループをあげて取り組んでまいります。

図:中期経営ビジョン「Vision2025」

成長基本戦略

当社グループは、永年にわたり鋲螺・金属加工品・化成品をはじめとした各種の産業用部材を中核として自動車関連・エレクトロニクス関連・住宅・産業インフラ・エネルギー関連の主要市場分野において、お客様のニーズに合った製品を提供する営みを続けてまいりました。

私たちはこれまでの開発提案型の営業活動の中で培ってきた知見と、エンジニアリング・カンパニーとしての創意工夫と提案力を活かし、多様化するニーズを的確にとらえ、高い付加価値とサービス(Value)を提供し、お客様から信頼されるパートナーとして事業の拡大を図ります。さらに、国内外の需要動向を見極め、グローバルな成長を加速するとともに、競争力の拡充を図り、事業機会と市場領域の拡大のためのアライアンスや提携・協業についても積極的な取り組みを進めていきます。

テクノアソシエは、お客様のご要望にお応えする価値ある提案をすること、さらにその先にある社会課題を解決していくことが私たちの存在意義であり成長機会であると認識し、これからも開発提案型の事業展開の一層の拡充に取り組むとともに、ガバナンスとコンプライアンスを徹底した事業活動を進めることで、企業価値を高め、社会と共に持続的に成長する会社であり続けます。

事業推進基盤

営業基盤

多様化する市場ニーズを捉え、柔軟かつ迅速に対応します。

当社グループは、お客様の要望(Needs)を的確に受け止め、国内外の幅広い仕入先様の持つ技術や製品(Seeds)を活かした開発提案型営業を行う事により新しい価値(Value)を創造してまいりました。これからも、広い視野、深い専門知識とノウハウ、フットワークをもって信頼されるパートナーとして、価値ある提案、ご満足いただける対応を心掛けてまいります。

図:営業基盤

人材基盤

全社員が“誇り”と“やりがい”を持ち、活き活きと仕事に取り組める企業を目指す中で、ダイバーシティ&インクルージョンを推進していきます。

テクノアソシエグループが持続的に成長・発展していくためには、「人」は最も重要な資産といえます。グローバル化が進む中、日本はもとより全世界の社員の一人ひとりが、会社と自己の業務に“誇り”と“やりがい”を持ち、最大限に能力を発揮し活躍できる環境整備に取り組みます。当社は、事業を支える優秀な人材の採用と、充実した研修プログラムの提供やOJTによる能力開発・ノウハウ伝承に加え、事業活動の基軸である「事業精神」と「経営理念」に基づく高い企業倫理のもと、コンプライアンスの徹底、人権尊重、安全職場の確立、仕事と生活の両立支援、メリハリのある働き方等を実現することで、全社員が活き活きと仕事に取り組める企業を目指します。

社会構造の変化と技術革新が進み、社会やそこに暮らす人々の生活様式や価値観までもが大きく変わってきた今日、その潮流に乗るためには、既成概念に捉われない斬新な発想や、新しい事業・業務にチャレンジする精神が重要となります。このようなとき、会社は様々な経験・専門性・個性を持った人材を登用し、相互尊重の下、それぞれの持つ「力」、「長所」、「考え」を十分に引き出し活用していくことが肝要です。当社はダイバーシティ&インクルージョンを推進し、この新しい潮流にも果敢に挑戦していきます。

財務基盤

健全かつ強固な財務体質を維持していきます。

事業拡大に向けた戦略的な投資を含め、将来にわたり機動的な事業運営を担保する財務基盤の確立と強化を主眼に、健全性の維持と株主還元の拡大を図ります。

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