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石膏鋳造−試作加工法−試作・ものづくり工房『モデルポート』

ダイカスト並みの精度、鋳肌が可能!

【概要:石膏鋳造による試作モデル加工法】
マスターモデルにより石膏型を作成し、溶解状態の金属(アルミ・亜鉛・マグネ)を流し込み製品を得る方法。マスターモデルの複製品を作る試作技法。
☆マスターモデル:複製品を製作する原型となる物。


●  石膏鋳造のメリット:50ケ程度なら、金型を用いないで複雑形状の金属部品を、ダイカスト並みの精度で試作加工できる。
▽  石膏鋳造のデメリット:石膏型が1ケづつ必要であるため、100ケ以上になると短納期対応の試作が難しく試作工賃のメリットもない。

【特性:石膏鋳造による試作モデル加工法】
石膏鋳造による試作モデル加工法の最大の特性は、ダイカストによる試作より短納期(約3週間)でアルミ、亜鉛、マグネ材料の複雑形状の試作モデルを製作可能であること。1〜3個であれば、切削加工で試作したほうが、試作工賃、納期ともにメリットがあるが、数量が多く(10〜50程度)なれば逆に石膏鋳造による試作モデル加工法の方が有利となる。製品1個に石膏型が1個必要であることと歩留まりが悪いため100個以上になると試作工賃、納期ともにメリットがなくなる。石膏鋳造による試作モデル加工法の大きさは500X300X200mm程度まで可能である。量産と同じ材質で試作評価したい場合にメリットがある。石膏鋳造による試作は、特に自動車分野での実績が多いが、他の電機(写真※1参照)、医療等様々の分野でも実績が伸びている。


石膏鋳造加工法による試作モデル実績品

マグネシウムの石膏鋳造品です。
コピー機での試作モデル実績品です。

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