当社の現地法人「Techno Associe de Mexico」にて、セールスエンジニアと営業を兼務し、現地工場にて切削工場部品の立上げや生産品目の売上原価管理、現地の自動車関連メーカーに向けた営業活動といった業務に携わっています。
工場の生産体制を築き、管理する仕事ゆえ、工場賃金のキャッシュフローを仔細に把握できるのがこの仕事の面白いところです。
商材の売買だけでは学び得ない製品の原価構成をより深く把握することができ、川上から川下まで商流全体を見渡せる視野を養うことができました。
日本とは文化も風習も異なるラテンアメリカの国メキシコですが、私の性分と合っているのか、仕事や生活を送るにあたって不便さを感じることは少ないです。

メキシコ料理はバラエティに富んでおり、食事で困ることはありません。
数あるメキシコ料理の中で私が特に気に入っているのが「アラチェラのタコス」。
「アラチェラ」とはメキシコ風のビーフステーキで、それをトルティーヤにラップしてタコスとして頬張ると、もう最高。
メキシコ料理に欠かせない調味料にサルサがありますがお店によって個性が異なり、それらを食べ比べるのも楽しみの一つです。

現地では、主に日系、非日系の大手自動車部品メーカー（Tier1、2）を顧客に、当社加工の自動車部品の営業を行っています。
タイには当社の製造拠点である「TA AUTOMOTIVEPARTS」もあり、「メーカー営業」という立場でも営業活動を行なう他、新たな可能性を切り拓くべく、住宅建材分野の開拓にも取り組んでいます。
仕事に対する現地の人々との意識や文化の相違は大きく、日本よりもセクション意識が強いため、組織として動かしていくことを強く意識する必要があります。
また、南国特有ののんびりした意識のためか、スケジュールが遅れることもあるため、自分から積極的に各セクションを巻き込み、細かなフォローを通じて仕事を推進していくことが重要となります。

カオマンガイ、カオパッド、ムーガタ、「世界一美味しいカレー」と言われるマッサマンカレーはじめ、タイには豊かな食があり、屋台でそれらを安く食べることができるため、とても重宝しています。
一方で辛い食べ物やパクチーは苦手なため、ときに日本食が恋しくなることも。
幸いにしてタイは日本の駐在員も多く、タイの人々にも日本食が好まれていることから日本食レストランも多いので、故郷の味も楽しむようにしています。

主に日系の電機機器メーカーや工作機械メーカーをお客様に、金属加工部品を商材とした営業に携わっています。
信頼出来るスタッフとともに協力工場やお客様先を訪問の上、部品の提案や生産立上げ対応を行っている他、近年では自動運転分野など成長分野に向けた新規営業活動などにも力を入れています。
私が駐在する現地法人「科友貿易」は、新商品の開発・生産を担うことが多く、状況に応じて私も、長期出張や工場へ通い詰めて品質のチェックや納期対応を行うことが少なくはありません。 その為、短期間で多くの決断をしていかなければならない状況も有り、衝突することもしばしば。
その中で常に大切にしているのは「自分の価値観を押し付けない。他者への思いやりを忘れない事。」です。
当たり前の事かもしれませんが、特に海外での仕事においては互いの距離感が縮まり、成功に向けて同じ歩調で歩む事が出来る大事な点として考えております。

中国には四川、湖南、広東、福建、江蘇、浙江、安徽、山東からなる「八大料理」があり、上海料理の原型となった江蘇料理もその中の一つに数えられます。
江蘇料理は甘みのある口当たりの柔らかい味付けに特徴があります。
当社の協力工場のお母さんが作ってくれる手づくりの昼食は、まさにそんな江蘇料理の魅力を愉しめる味付けで「最高！」の一言。
悩んだ時は、お昼ご飯を食べて元気回復。それが仕事の活力に繋がっています。
また、休日には家族と上海ディズニーランドをはじめ、観光地巡りをしリフレッシュ。