サステナビリティ トップメッセージ
社長 長野 友明
社会の持続可能な発展とともに
テクノアソシエグループは、事業精神、企業行動憲章、ならびに中期経営ビジョンに基づき、事業を通じた社会課題の解決に取り組んでいます。
持続可能な社会の実現に向けた企業の役割がより一層重視される中、私たちは「サステナビリティ基本方針」のもと、以下の3つの重点テーマを推進し、持続可能な社会への貢献と中長期的な企業価値の向上を図っています。
● ネイチャーポジティブと循環経済への貢献、ならびに環境負荷低減に資する取り組み(GXへの貢献)
● サプライチェーン全体でのCSR活動の推進、ならびに環境配慮型商品の提案
● 女性活躍推進をはじめとするDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の浸透と人権尊重の取り組み
近年、気候変動の進行や資源制約の深刻化、人権課題への関心の高まりに加え、サプライチェーン全体における責任ある事業活動への要請の高まりなど、企業を取り巻く経営環境は大きく変化しています。また、地政学的リスクや社会環境の変化により、企業には従来以上に持続可能性を意識した経営が求められています。
当社グループは、これらの課題を単なる社会的要請として捉えるのではなく、事業活動の継続と持続的成長に関わる重要な経営課題として認識しています。環境問題への対応、人権の尊重、責任ある調達の推進、多様な人材が活躍できる職場環境の整備は、企業として果たすべき責任であるとともに、将来にわたり企業価値を高めていくために重要な取り組みであると考えています。
一方で、サステナビリティへの取り組みに画一的な正解はなく、それぞれの企業が事業特性や経営資源に応じて実効性のある活動を積み重ねていくことが重要であると考えています。当社グループは、社会課題解決への姿勢を堅持しながら、環境への配慮、人権の尊重、サプライチェーンにおけるCSR活動の推進など、できることから着実に取り組みを積み重ねるとともに、ステークホルダーの皆様との信頼関係を大切にし、社会から必要とされる企業グループとして中長期的な企業価値向上を目指してまいります。
品質・環境管理部 所管役員メッセージ
常務取締役 松本 昌一郎
未来に向けた持続可能な成長を推進します
2026年に入り、世界各地で記録的な猛暑、豪雨、森林火災、異常乾燥などの極端な気象現象が相次いで発生し、かつてない深刻な気候変動の段階に突入していることを示しています。気候変動の影響は各地で顕著となり、生物多様性の急速な減少、天然資源の枯渇、さらには化学物質による環境汚染も深刻化しています。これらは人類の健康リスクを高めるだけでなく、私たちを取り巻く生態系全体の持続可能性を脅かしています。
当社グループはこれらの社会課題に真摯に向き合い、環境保全と持続可能な経営を最重要課題に位置づけ、積極的な環境経営の推進に取り組んでいます。当社グループは「価値(Value)創造企業」として、変化を成長のチャンスと捉え、基盤強化と持続的成長の実現に向けて2030年ビジョンを掲げています。「Purpose(私たちの存在価値)」「Mission(私たちのなすべきこと)」「Core Value(私たちの大切にしているもの)」という基本理念のもと、「グリーン関連製品」および「デジタル関連製品」を成長領域として位置づけ、長年培った知見やナレッジを基盤に、多様な市場領域で付加価値を提供し、社会に貢献することを目指しています。
また、事業活動に伴う温室効果ガス排出量の大幅削減に向けて、グループ全体で再生可能エネルギーの導入と自家消費比率の拡大を推進しています。本社の消費電力は、非化石証書を活用した再生可能エネルギー由来としており、カーボンニュートラル達成に向けた歩みを加速させています。加えて、RoHS指令などの製品含有化学物質規制を厳格に遵守するとともに、国土緑化推進機構の「緑の募金」への継続的な支援を通じて、豊かな森林づくりにも貢献しています。
さらに、お客様に安心・安全な製品をお届けするため、商社でありながら品質保証部門を設置し、国内外グループ会社と連携した厳格な品質保証体制を構築しています。品質不正防止のための社内規程の強化、定期的な研修や監査を継続的に実施し、お客様から「テクノアソシエには安心して任せられる」という信頼をいただけるよう努めています。これらの取り組みを通じ、全社員が一丸となって「持続可能な社会」の実現に向けて未来志向の価値創造に挑み続けてまいります。
製品本部 執行役員メッセージ
常務執行役員 高橋 猛
サプライチェーン全体で進めるCSR調達
テクノアソシエグループは、「お客様第一」を旨とし、お客様のご要望にお応えできるようベストを尽くし、「環境」と「安全」に配慮した製品や品質を提供し、国内外で多岐にわたる事業を展開しております。
国際社会におけるCSRの取り組みの重要性は、地球温暖化防止や環境保護、人権尊重による労働環境改善など、益々多様化・高度化しており、その範囲は自社だけの取り組みに留まらず、サプライチェーン全体での取り組みにまで拡大しております。
テクノアソシエグループでは、こうした社会的要請に応えていくため、パートナー企業の皆さまとCSR活動に取り組むべく「テクノアソシエCSR調達ガイドライン」を定め、お取引先様とのコミュニケーションを強化し、持続可能な社会への貢献を第一に、社会問題の解決と企業価値の向上を目指した活動を推進しております。
主要なお取引先様に対し、CSRの取り組みに関するアンケート調査を実施し、各社様の取り組みの把握と状況のフィードバックを行い、改善にご活用いただいております。
なお、この取り組みはサプライチェーン全体に広げるよう、引き続き推進してまいります。
さらに、仕入先様との対話をより一層重視し、相互理解と協働を深めながら、サプライチェーン全体での継続的な改善と持続可能な調達活動の強化に取り組んでまいります。特に、環境負荷低減につながる環境配慮型商品の提案を進めることで、お客様の満足度向上と地球環境の保護に取り組むとともに、仕入先様とのパートナーシップを深め、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指してまいります。こうした取り組みを通じて、当社グループが掲げる「2030 Vision」の実現につなげてまいります。
今後ともお取引先様には、テクノアソシエグループの取り組みにご理解を賜り、さらなるご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
人事部 所管役員メッセージ
常務取締役 若松 浩
『人』が企業発展の最も重要な原動力
テクノアソシエは1946年の設立以来、お客様のニーズにお応えするために、幅広いサプライヤー様の技術や製品を基に、当社が長らく培ってきた知見やノウハウを掛け合わせ、新たな価値を持った製品・技術・ソリューションを創造し、提供してきました。当社のこのような事業活動を支えてきたのは、常に「人」の力です。事業がグローバル化し市場ニーズの多様化が進むなか、当社が今後も持続的に成長、発展していくうえで、「人」の重要性は一層高まってきています。
私たちは、「人」の力を最大限に引き出すために次の二点を重視しています。
ⅰ.一人ひとりが「力」をつけるための取り組み(育成)の強化
ⅱ.一人ひとりが持てる力を存分に発揮できる環境の整備
「育成」と「環境」の充実・強化を目指し、具体的には以下の施策を進めています。
人材育成
人材育成については、従業員個々人の成長を促すために、「上司の指導と対話による職場でのOJT」、「挑戦が成長につながる実践経験の蓄積」、「一人ひとりの自己啓発への強い意欲」を基本とし、目標管理制度や各種研修プログラムなどの機会を提供することにより、従業員が自己をアップデートし成長させるための支援に取組んでいます。
エンゲージメント向上
個々人の成長に加え、一人ひとりが会社のビジョン等に共感し、高い貢献意欲や強い帰属
意識(エンゲージメント)を持つことが重要と考えています。「事業精神」、「経営理念」については、新入社員研修等で説明しているほか、社内各事業所で掲示し、グループ会社でも共有しています。また、価値創造の指針「Techno. COMPASS」を掲げ、価値創造のために「一人ひとりが大切にしたい意識と行動」について、様々な機会を通じて共有しています。
組織の多様性
当社が事業環境の変化に対応し、持続的に成長していくためには、多様な人材の能力発揮が必要と考えています。女性活躍推進をはじめとしたダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進に、継続的に取組んでいます。多様な背景を持つ従業員が互いを尊重し、それぞれの強みを活かして活躍できる職場環境は、新たな視点や発想により価値を生み出し続けるために不可欠と考えています。
職場環境の整備
会社の持続的成長には、従業員が心身の健康を維持・増進し、安心してやりがいをもって活き活きと活躍することも不可欠です。ワークライフバランスの向上を目指し、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を可能とする施策(リモートワーク、時差勤務制度、育児・介護支援など)のさらなる充実や、健康増進活動、安全活動などにも継続的に取組んでいます。
ビジネスと人権への取り組み
国連「ビジネスと人権に関する指導原則」やOECD「責任ある企業行動のためのデュー・ディリジェンス・ガイダンス」といった国際規範において、企業に対し人権尊重の取り組みが強く求められています。
当社は、企業行動憲章で人権尊重を明確に謳い、「テクノアソシエグループ人権方針」に基づき、当社グループ内だけでなく、サプライチェーンを含む全てのビジネスパートナーにおいて、人権侵害のリスクを排除するよう啓発活動と人権デューディリジェンスを積極的に実施しています。
また、「行動規範(Code of Conduct)」においても、事業を行っている全ての地域社会において人権を尊重し、推進すること、サプライヤー様に対しても人権を尊重し、推進するように促していくことを明確にしています。
テクノアソシエは、これらの「人が主役」の事業活動を支える人事諸施策を今後も推進し、従業員一人ひとりが成長し、能力を最大限に発揮できる職場を構築してまいります。